靴作家になるための1日《僕と自家製靴店》

30歳を過ぎ靴作りを学び、靴作家として仕事を作っていけるのか!? ノンフィクションでお届けします (笑)

機械で作る商品、人の手で作る作品

 

こんにちは。

"世界に一足の思い出" を贈るオーダー靴店《僕と自家製靴店》の松尾です。

 

昨日はお世話になっている革問屋さんへ行ってきました。

オーダー靴をやりつつ、オリジナル靴もこれから増やしてイベントなんかにも参加できればな〜と思い、見たい革があったのでこちらへお邪魔しました。

 

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急遽アポなしでお邪魔したにもかかわらず沢山広げて見させてもらいました。

ありがとうございます><

 

厚みのある革も見たかったので幾つかチョイス。

やっぱり革があっての靴なので、まずは革を見ないとイメージがわきません。

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ぼんやりと考えているものはあるんですが、実際に作ってみないと仕様上できるできないもあるし、イメージも実際は違うかもしれません。

取り掛かるには新たに木型や材料を揃えることになるので今回は慎重になってます><

 

 

そして今日(土曜日)は1日どっぷり作業してました。

お店の看板も書き直しマンション入り口に設置。

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入り口はこのガレージの奥になるので、入りづらいかもしれませんがお気軽にお立ち寄りくださいね〜^^

 

 

で、ここからは作業!

オーダーいただいている靴のつづき。

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オーダー分なので一応写真はこれだけにしておきますね。

 

靴作りで難しいところはどこ?とたまに聞かれます。

人によっても様々だと思いますが結局は全てが難しいです(笑)

 

西成製靴塾に通い始めた頃、先生がおっしゃったことがあります。

「靴作りは減点法」

靴作りは150ぐらいの行程があります、その行程一つ一つどれだけミスを減らせるかが靴作りだと。

100点を目指すんじゃない。いかに減点しないか。だと。

 

しかも靴は一足です。商品を2個作ってる感覚、しかも左右で揃えないといけない。

そんな世界です。

 

 

先日アディダスが海外工場での生産をやめ、自国ドイツでIT技術を取り入れた工場でこれからは生産していくようなことが新聞に書いてました。

 

正直、綺麗なものを作るのだったらこれからどんどんIT化も進むので機械に任せるほうが確かです。

僕らではかないません(笑)

 

この写真。

ヒールには革を一枚ずつ重ね、革包丁やヤスリで整えていきます。

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機械には出せない味や手仕事の跡、または人が作っている未熟さなんかもあえて残す、そんな靴はやっぱり人にしか作れません。

 

綺麗に作ってもやっぱり機械には劣ります。でもここがいいとこなんです。

 

 

僕がいいなと思う靴(はき心地は今は置いておいて)って、やっぱり綺麗な靴じゃないんですね。

イメージで伝えると、モナリザの絵じゃなくて、子どもが自由に描いてる絵。

 

先日ちょうど小学生の作品展を見る機会があって見ているとめちゃくちゃ楽しい!

テーマや画材の指定はあっても、子どもたちの気持ちは自由なんです。

気持ちが絵になっているのが見ていて伝わってくるし、部分部分でここの表現めっちゃ好きみたいなところがあることにも気づきました^^

 

多分靴も同じで、ある程度やっぱり自分の気持ちで作らないとなと思ってます。

正直今はまだ「商品」を考えて作ってる感じ。

でも本当に僕がやらないとなと思ってるのは「作品」なんだと思う。

 

「機械で作る商品、人の手で作る作品」

 

きっとここなんだと思う。

 

 

色々話は逸れましたが、今書きたかったこと、読んでほしかったことはこんなところなんだと思います。

 

さて、あしたは日曜日。

子どもの頃の気持ちに戻って少し自由に靴作りしてみたいと思います^^

 

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