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靴作家になるための1日《僕と自家製靴店》

30歳を過ぎ靴作りを学び、靴作家として仕事を作っていけるのか!? ノンフィクションでお届けします (笑)

授業最終日

制作過程 お客さん靴 制作過程 ローファー 靴の知識 靴の価値観

 

3月25日

卒業後になぜか授業がありましたが、今日で本当にお別れです。

この一年、靴の面白さも、難しさも、仕事にしていく厳しさも日々感じながら過ごしてきました。

一緒に過ごした同級生は今後それぞれ違う形で靴づくりを続けていくわけですが、みんな(自分も)頑張って続けていけるといいなと本当に思います。

3年後、西成での同窓会が楽しみです 笑

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で、そんな話をしてしんみりしていてもしようがないので。

今週のご報告も。

 

まず火曜日に滋賀県近江八幡にあるコトワ靴製作所へ伺いました。

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近江八幡は昔靴の生産地でしたが、西成同様徐々に衰退していき、現在ではコトワさん一社のみという状況。

ですが色々な試みをし、八幡靴を残していく努力をされておられました。

もちろん技術的にも素晴らしい紳士靴を作られています。

職人の方の道具の手入れなど色々と勉強もさせていただきました^^

本当にありがとうございました!

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滋賀から帰りアトリエへ直行。

家具の組み立てや片付けをし、徐々にらしくなってきました。

来週には注文した革スキ機や革なども届く予定^^

いや〜、それにしても靴づくりの初期費用バカになりません。。。

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そして今週学校が終わるまでに完成させたい靴があります。

友人からオーダー頂いたローファー。

卒業式30分前に慌てて底縫い屋さんへ走るも、木型を外し忘れる始末。。

慌ててやって良かった試しがないので余裕を持ちたいと思います 笑

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で、今週底を縫いに出し一気に仕上げまでしました。

コバを整え、ヒールを積み、塗装をしていきます。

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レトロなシンプルなローファーになりました^^

僕たちが学んだ靴づくりの製法は基本紳士靴の作り方なんですね。

なので女性用の靴を作っても、どうしてもその印象が残ります。

個人的にはそれが味であり、お店に並んでいる一般的な女性用の靴とは違う雰囲気になり、そこがかわいいんじゃないかなとも思ってます。

 

また中底も本底も革を使っているので足に馴染むまでは硬い靴。

本当は中敷を入れずに、もしくは革を一枚貼る程度で良いんですが、自分は足裏が痛くなる方なのでお客さんの靴にも中敷を入れるようにしています。

 

結局靴づくりに正解はないんですね。

自分がいいなと思う方法を追求していくしかないんです。

 

ちなみにオーダー靴であっても、どんなに腕の良い職人さんでも完璧に足に合う靴なんて作れません。

なぜかというと人の足ってその日によって変わるから。

 

朝と夕方じゃむくみがありますよね。

体重が少し増えたり減ったりするだけで、足の肉付きも変わります。

靴下の厚みによっても窮屈さが変わります。

革だって伸びるのが当たり前ですよね。

 

ざっと書いてもこんな感じです。

そりゃ、完璧に足に合う靴なんて。。。

 

とは言っても靴職人の仕事はお客さんの足にあう靴作り。

僕が今後やっていくべきことは、経験値を増やしそこの感覚をつかむこと。

 

ただお客さんにも知っていただきたいこと。

それはその時ぴったりな靴を作っても、先ほど書いたように状況によって足に合わなくなるんです。

だからぴったりすぎる靴が必ずしも良いとは限らないこと。

 

お客さんへこういったことを伝え知っていただくことも、靴職人の仕事のような気がします。

ものづくりってお客さんと作り手が仲良くなることが僕は大切だと思っています。

ある程度対等な立場じゃないと、作り手に無理な要望(結果的にお客さんにとっても良くないものになる)を押し付けて聞き入れてしまうと、そうなれば誰も幸せになりません。

 

なので僕がこれからやりたいこと。

それは靴を通して友達を増やすこと。

お客さんにとってもかしこまった靴屋より「友達の靴屋さん」の方がなんか良いと思いませんか?

 

急に色々語ってしまいました。

今日はほろ酔いなのものですいません 笑

ブランド名も決まっていないのでここに書きながら考えてみました。

 

来週からこれからの方向性や名前も具体的にしていきたいと思います。

 

 

p.s. 最終日なのにまだ作ってました 笑

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