読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

靴作家になるための1日《僕と自家製靴店》

30歳を過ぎ靴作りを学び、靴作家として仕事を作っていけるのか!? ノンフィクションでお届けします (笑)

注文靴 & 卒業最後に作る靴は?

制作過程 ローファー 制作過程 ブーツ 制作過程 お客さん靴

 

2月4週目

来週からはもう3月!卒業まで残り3週間になりました。

 

今週はまず友人から注文いただいた靴から作っていきます。

ローファーでご注文いただいているのですが、足に合う木型がないので試行錯誤しながら仮靴を作ってます。

足幅はなんとかなりそうなものの、木型のはき口が大きいんですね。

ハーフサイズ小さな木型を使えればうまくいきそうな気もするのですが、肝心の木型がありません 笑

 

先日木型屋さんに教えていただき、かかとを低くすると脱づらくなると聞いたのでまずはそれを実践。

前回の木型は形があまり好きじゃなかったので、別の木型へ変更。

一から型紙を作っていきます。

f:id:yu_matsuo:20160228102410j:plain

 

 

革を使い木型へ吊り込んでみます。

ん〜〜〜、浅すぎました !

これだとさすがに脱げそうですね 笑

f:id:yu_matsuo:20160228102411j:plain

 

 

ということでもう一度初めから。

今度はもう少しかかとの高さを上げます。

甲のラインもシャープすぎたので、もう少し丸みを持たせてみます。

f:id:yu_matsuo:20160228102412j:plain

 

 

型紙ができたら、革を裁断し組み立てていきます。

ライニング(画像左の裏貼りのこと)も先日学んだ新しいやり方に挑戦。

f:id:yu_matsuo:20160228102413j:plain

 

 

そして木型に吊り込み、底を貼るとこんな感じに〜

f:id:yu_matsuo:20160228102415j:plain

 

 

少し小さいですが自分でも履いて確かめてみることに。

結果から言うとこのままだと、脱げてしまいそうです><

でもヒールをつけてみると、角度が変わるのでかかとに引っかかるので脱げなさそうな感じでした。

それでも脱げる可能性がありそうなので、中敷も用意することにしました。

はき口にスポンジを入れる案もありましたが、はき口が沿わなさそうだったので今回は見送ることに。

 

左から試作していった仮靴です。

最初に作った左の茶色の靴。改めて見るとはき口が一番狭くできてました。

今度これも試し履きしてもらおうと思います!

f:id:yu_matsuo:20160228102414j:plain

 

 

 

次に学校で作る最後になると思われる靴。

まだまだ作りたい、試しておきたかった靴はあるんですが、最後はヌメ革を使ったショートブーツに決定。

ブーツは2回ほどしか作れなかったのでもう一回はどうしても作りたかったんですね。

 

そしてヌメ革。

今回はこちらの植物タンニンなめしのヌメ革を購入しました。

一足分だけカットで購入しましたが、革の価格の高さを実感しました。

本当、高すぎますね、、失敗すれば即赤字でしょう 笑

f:id:yu_matsuo:20160228102421j:plain

 

 

これからアトリエを構えてたくさん革も準備したいと思っていましたが、この構想もクラウドファンディングが成功すればのこと。。

だってこの革1ロール(280デシ)買うだけで3万円以上ですよ 笑

やっぱり資金がないとこだわった革を揃えるのも大変なんです。。

 

話を戻しますね 笑

植物タンニンなめしのヌメ革を使おうと思った理由。

「動物の皮」から「製品の革」になるには、タンナーと呼ばれる工場で革をなめす必要があります。

なめし方にも大きく分けて2種類あり、植物のタンニンでなめす方法とクロムでなめす方法があります。

詳しくは以前のこの記事でも書いているので良かったらご覧ください。

 

靴のアッパーにはクロムの革が使われることがほとんどなんです。

なぜかというと、タンニンなめしのヌメ革は裂けやすいんです。

靴の場合、吊り込んだり、木型から抜いたりするのでどうしても革へ負担がかかる。

その時に裂けてしまうこともあるわけです。

あとは雨に濡れるとシミが目立ちやすい欠点があります。

そういうこともあり、あまり靴に使われることが少ないヌメ革。

もちろん個人で作られている方などはヌメ革にこだわっている方もいらっしゃいます。

 

でもそんな欠点があるのに何で使いたいのか?

ヌメ革の魅力は革の経年変化が大きく見られること。

よく財布や小物で、時間や日が当たると購入した時から色がかなり濃くなった経験ありませんか?

それがヌメ革の経年変化です。

革の魅力って使い込むほど味が出るところだと思っています。

個人的にもそれが好きで、最後にこの革を使いブーツを作ってみたかったんですね^^

 

 

そして作業に入ります。

ブーツに使う木型は、実は短靴用の木型とは少し形状が異なります。

簡単に言うとブーツ用は甲が高く、かかとも丸みが少ないイメージです。

これは靴になった時の足あたりの影響などからこうなっているようです。

ただブーツ用の木型を購入するのも大変なこと。。

なので短靴用の木型に革を貼りブーツ用として使います。

f:id:yu_matsuo:20160228102416j:plain

 

 

木型にクラフト紙を貼りデザイン線を描きます。

外羽根のメダリオンをあしらったものにしました^^

f:id:yu_matsuo:20160228102417j:plain

 

 

そして半型をカタチにしていきます。

f:id:yu_matsuo:20160228102418j:plain

 

 

半型を使い各パーツの型紙を起こしていきます。

するとこんな感じになります。

f:id:yu_matsuo:20160228102420j:plain

 

 

型紙を使いクラフト紙で試作します。

f:id:yu_matsuo:20160228102419j:plain

 

 

次はいよいよ革の裁断。

普段より緊張しますね 笑

写真はないですが無事終えましたよ〜

f:id:yu_matsuo:20160228102421j:plain

 

 

メダリオン(孔飾り)のデザインです。

何にしようかな〜と考えましたが、この靴は自分が履くものなので、自分に関わるモチーフがいいなと。

そこで松尾の「松」に関する家紋をモチーフにすることにしました。

松尾家の家紋がどれに当たるのかわからなかったので「松竹梅竜胆」という家紋を参考にメダリオンを作ってみました^^

f:id:yu_matsuo:20160228102422j:plain

 

 

これから注文靴を作る時、お客さんの家紋をメダリオンにするのも楽しそうですね!

 

今週はここまで。

残りの3週間、靴づくり楽しみたいと思います!^^

 

 

お店を作るため、クラウドファンディングに挑戦中です!

よかったらご協力お願いします ↓

readyfor.jp