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靴作家になるための1日《僕と自家製靴店》

30歳を過ぎ靴作りを学び、靴作家として仕事を作っていけるのか!? ノンフィクションでお届けします (笑)

注文靴のオーダーの流れ

制作過程 ローファー

 

2月2週目

慌ただしかった先週。

今週に入り気分はひと段落ですが、卒業まで時間もないので早速ご注文いただいた靴の製作に取り掛かってます。

 

注文靴と一言で言っても、どこまで注文できるものなのかは作り手によっても違うんですね。

大まかな流れはこんな感じです。

 

  • お客さんと会い打ち合わせ、採寸
  • お客さんの足に合わせ木型を作る、もしくは所有する木型を使う場合は革を貼るなどの木型修正
  • その木型に合わせ型紙を作る
  • 足に合うか?お客さんのイメージに合っているか?確認のための仮靴を作る
  • 仮靴をお客さんに履いていただき修正がある場合、型紙からやり直す
  • 型紙に問題がないか本番前にクラフトペーパーなどで立体にし確認
  • いよいよ本番

 

といった段取りです。

 

例えば木型。

一から作る場合、木型作成費用がかかります。

オリジナルになってくると木型だけで数万円、、、なんてことになるんですね。

なのでお客さんの負担を減らし、なおかつ足に近い靴を作りたい時は、所有する木型から近いものを探し修正してお客さんの足に合わすわけです。

 

木型に革を貼り重ね、削っていくとこんな風にお客さんの足に近い形になるんです。

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あとは仮靴。

仮靴とは先ほども書いたように本番前の確認のための靴づくりです。

仮靴と言っても革を裁断し靴にしていく作業は本番と同じ。

販売価格を抑えたい場合、仮靴を作らない手もあります。

足に合う靴づくりを考えるならもちろんやったほうがいいんですが、これも状況や考え方によって作る作らないはあります。

 

 

今回注文いただいたお二人の友人は、ぴったりな木型がなかったんですね。

その中で一番近い木型を修正したので仮靴を作る必要があったわけです。

 

一人目の友人は外反母趾気味、足幅は標準より少しあるけど、逆に甲は低い。

くるぶしの位置は低めといった感じです。

靴選びに困っており、今回作って欲しい形はローファーとのこと。

 

まずは木型にデザイン線を書いていきます。

甲部分にはゴムを挟み、脱げづらい仕様にしたいと思います。

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型紙ができると革の裁断。

そして組み立てていきます。

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で、吊り込んでいくと仮靴の完成です。

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実はこの前にも仮靴作ってたんです。

茶色が1回目、オレンジが二回目です。。

まあ、ひとまず履いてもらいましょう!

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続いて二人目の友人の靴。

こちらの友人はバランスのとれた足ですが、すごく細い足だったので木型選びに苦戦しました。結局先生からお借りすることができました。

こちらもローファーの注文なのであえてハーフサイズ小さい木型で作ることにしました。

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これは先芯を入れてるとこですね〜

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そしてなんとか完成。

うん、バランス的には問題なさそうですね。

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早速友人へ連絡し、その日のうちに履いてもらえることになりました。

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仮靴の結果は・・・・・・・

 

 

一人目は足幅はOK、でもかかとが脱げやすいことが判明。

ん〜、、どうしよといった感じ 笑

もう少しかかとを上げてみるとか、、何かしら改善方法は考えます><

 

この辺りがあり型で作る限度なんですね。

せっかく注文してくれたので何とか最後まで仕上げたいですねー

 

 

そして二人目は少し指の根元が当たりがきついようでしたが、他は問題ない感じ。

軽く修正するか、革の伸び具合を考慮しそのままにするか、その辺りは一度考えてみます。

あとタッセル(飾り)が欲しいとのことなので付ける方向になりました。

 

 

まだまだ実践不足なのですごく良い経験になってます。

でもがっかりさせれないので、今できる範囲になってしまうんですけど、何とか喜んでもらえる靴にしたいなと思ってます。