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靴作家になるための1日《僕と自家製靴店》

30歳を過ぎ靴作りを学び、靴作家として仕事を作っていけるのか!? ノンフィクションでお届けします (笑)

16足目の靴 の巻

制作過程 内羽根

 

1月3週目。

先週に引き続きこちらの続きから。

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学校へ入学して16足目になる靴です。

目標にしている数字は20足なので、卒業までに目標の足数作れそうですね〜

でも、冷静に考えてみると頑張って一年でこの足数 ><

そりゃ、手づくりの靴って高いわけなんだと気付かされます。

 

この辺りのお話はひとまず置いておいて!

 

 

さて、まずは吊り込みから。

中底を貼った木型にアッパーを被せて吊り込んでいきます。

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どんどん吊り込んでいくと見た目はもう靴ですね^^

この写真アッパーが二重構造になっているのわかりますか?

これは外観から見える外の革とライニングと呼ばれる内側の革なんです。

靴によっては一枚革だったりもしますが一般的にはこのような作りになっています。

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上の写真ですがつま先だけ革と革の間を広げています。

靴ってつま先とかかとには基本芯材が入ってます。

このおかげで靴としての形状が保たれ、歩行のサポートにもなってるんですね。

 

で、これが先芯です。

床革という革を使ってます。

たっぷりと水を含ませた後、水分を拭き取り、、、

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水溶性のボンドと一緒につま先に入れて吊り込みます。

そうするとこんな感じになります(左足)

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次は本底を貼っていきます。

大きめに切り取った本底になる革を貼り付け、、、

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切り落とし形を整えます。

そして溝掘です。マッケイ製法っていう作り方です。

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掘った溝と中底を縫い付けたのがこの写真。

これで本底が外れにくくなるんですね^^

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これ何だかわかりますか?

ハチマキといいます。

これももちろん革で、自分で一枚の革から作っているんです。

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ハチマキがどこに使われるのかというと?

ここです、かかとです。

この後革を一枚一枚積み重ねていき、ヒールになっていくわけなんですが、地面と水平にするためにハチマキを使い調整するわけなんです。

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そしてこれがヒールを作っているところ〜

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こうやって革を重ねては、革包丁でヒールの形になるよう切り落としていくんですね。

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で、ある程度形が整ったら、グラインダーという機械や、ヤスリなどを使って綺麗に仕上げていきます。

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こんな風に綺麗なひとつの面になっていきます^^

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ほんでもって次はソールの着色です。

今回はボトムステインという着色剤で試してみることに。

着色剤もいくつかありますが、カジュアルな感じに仕上げたいので、光沢の強いのは避け、こんな感じに仕上げました。

木材に水性ステインを塗っている感じに近いですね。

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で、一応完成になるわけですがなんか物足りないので、、、

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遊んでみます!笑

 

完成した靴を水の中にジャボッ!と

そのあと揉み込んでいくとこんな感じになりました。

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なんか雰囲気でましたよね?笑

 

この靴はサイドゴア(ゴム)なのでそのままでも履けますが、少し大きいという方には靴紐で結べるようになっています^^

 

あと自分の作風を見出しているところなので、この仕上げウォッシュ加工は好きなので特徴の一つにもにしていきたいと思いますね^^