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靴作家になるための1日《僕と自家製靴店》

30歳を過ぎ靴作りを学び、靴作家として仕事を作っていけるのか!? ノンフィクションでお届けします (笑)

靴をつくる人は伝えるのが苦手? でも…

制作過程 モニターお客さん 制作過程 お客さん靴 靴の価値観

 

11月2週目。

モニターの方の靴づくりから。

 

アッパーはこんな感じに仕上がりました。

今回ライニング(内側の革の事)の切り替えを違う方法で試みたので、結構苦戦しました。

靴の作り方って基本はあるものの正解がないので、自分で色々経験して覚えていくしかないんですねー

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次は吊り込み。

木型に沿わして靴の形にしていきます。

靴は左右でセットなので、バランスを見ながら吊り込んでいきます。

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カウンター・先芯も入れ、吊り込みを終えるとこんな感じに^^

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で、今回はマッケイ製法というソールのつけ方で仕上げていきます。

まずは中底とアッパーをこんな感じに縫っていきます。

これで釘を外してもしっかり固定されるんですね^^

 

ただこれも昔ながらのやり方。

 

現在は接着剤の性能も上がり、あまりこういうやり方はしないようです。

ですがこう言った昔からの技法を知っていることで、他にもきっと応用が効くと僕は思っています^^

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今週はここまでの作業でした。

来週にまた続きしていきます〜

 

 

 

あと今週は学校が閉まっていた日があり、入れなかったので先生のお店や近くの木型屋さんへ伺ってみました。

先生のお店も初めて伺ったのですが、ご高齢だということもありもうすぐ閉店するようで今は修理と以前作った靴の販売だけ行っていました。

某有名ブランド靴の修理も先生にとっては他と変わらぬ一足のようで、淡々と修理作業されていました。さすがですねー。

先生のような靴が作れるようになるには、とにかく数をこなして身につけるしかないですね><

木型屋さんも親切にしてくださりありがとうございました!^^

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あと先週の記事にも書いていた仮靴。

今週、試しばきのためお客さんのお家にお邪魔しました。

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肝心な写真は撮り忘れましたが(笑)、外反母趾のラインに関しては問題なく上手くできておりました(一安心!)

デザイン面での調整もお伺いし、あとは足首辺りが少し大きいとのことでした。

木型を削ることは今回できないので、かかと部分だけ革の裏側を使うなどし足が抜けづらくなるよう調整していこうかと考えています。

顔と顔を合わせると向こうも親切にしてくれるし、自分もこの人が喜んでくれるにはとより真剣に考える。

こういう体験も注文靴ならではかも。

 

 

 

なんかこうやってブログを書いていると「進むの遅いな、、」って改めて自分でも思ってしまいます><

 

工場で作る大量生産の靴は別として、ハンドメイドで作っている靴ってものすご〜〜く時間と手間がかかっています。

1足何万円もするような靴って「なんでこんなに高いの??」って昔は自分も思っていたけど、作ってみるとわかります 笑

このブログを見てくださっている方なら少しはわかってくれるはずです。

 

元々原価(材料費)も高い靴づくり。

そしてこれだけ手間と時間をかけ、時には負傷を負いながら(ちなみに今週はハンマーで親指を何度も殴ってしまい出血!超痛かった。。笑)も作っている靴。

 

正直、商売としては向いていないと思います。

じゃあなんでわざわざやるの?

結局は靴づくりが好きだからだと思います。やりがいがあるから。

 

僕はなんとなく解っていた上で、それでも手縫いの靴づくりの技術を身に付けたいと思い、会社を辞め今学校に行っています。

 

安定な人生って確かにいいですね、憧れます。

でもやらずに後で後悔するのは、人生で考えると損をしている気もします。

 

価値観は人それぞれ。

自分は自分で良いと思ってます。

 

ただ靴作りをしている人って優しい人は多いんですが、世の中に伝えていくことが苦手なみたいです。

職人ということや、昔ながらの業界であるのもその理由なのでしょうか。

 

自分も伝えていくことが得意かといえば、正直得意ではありません。

でも、モノをつくるだけっていうのも興味がありません!

 

作ったモノを人に伝えて欲しいと思っていただける企画にしていくことが自分の使命だと思っています。

 

上手くできるかは別としてこのブログもそうですが、靴を通して少しでも靴づくりのことや自分のことに興味を持ってもらい、そして楽しんでもらえる人が増えたらなと思っています^^